相良酒造
栃木県栃木市
北には足尾山地や日光連山を望み、緑豊かな山々や田園地帯などの自然に囲まれた場所に蔵を構えています。新潟出身の創業者は理想とする酒造りに適した水を探し求めてこの地にたどり着きました。その仕込み水は日光の男体山を源とする軟水が蔵内の3か所の井戸から湧き出ています。
和醸良酒・・・“和は良酒を醸す”、“良酒は和を醸す”との言葉に社名を重ね合わせ、“相対する人と 良き絆を紡ぐ 酒であれと願い 造られしお酒”との思いを込めて酒を造ります。
木村酒造
秋田県湯沢市
雪深い名水百選の地・秋田県湯沢市で豊臣家
の重臣であった木村重成の一族が元和元年
(1615年)に創業。ここでしか得られない土地の
恵みを活かしてはじめた酒造りに3代目
「角右衛門」は、心血を注ぎ、酒造技術の
研鑽に努めました。その情熱を消さぬよう
歴代当主は幾度となく銘醸地に赴き、技術を
習得。この先代の名を冠する少量手造りの
限定酒です。
久保田酒造
神奈川県相模原市
1844年創業の蔵は自然豊かな山々に囲まれた
素晴らしい環境に包まれています。
威風堂々とした蔵の裏山から湧き出す丹沢山系
の湧水を仕込み水に用いて造る酒は『透明感の
ある酒』。料理に合わせて冷酒から燗酒まで、
幅広い温度帯で楽しめるバランスの良さが
魅力です。
富久千代酒造
佐賀県鹿島市
長崎本線肥前浜駅を降りるとすぐの所に蔵が
あります。以前は日本三大稲荷の一つ、
祐徳稲荷神社の大鳥居が蔵のすぐ側にあり、
ここを通って祐徳詣でをしておりました。この辺り
は、肥前浜宿と呼ばれ室町の頃に町が出来、
江戸時代は宿場町として栄え、その頃から続く
町並みが今も残っています。現在でも白壁土
蔵造りの酒蔵が数多く残り「酒蔵通り」と
呼ばれています。
1998年に立ち上げられた「鍋島」も皆様からの
応援もあり、その後順調に育ち、2011年には
世界最大規模のワインコンペ日本酒部門で
大吟醸が最高峰チャンピオン・サケを受賞。
現在の人気を不動のものにしております。
南部酒造場
福井県大野市
天空の城として有名な大野城の城下町、北陸の
小京都と呼ばれる大野で1733年、金物屋として
創業後、明治期に酒造りを始めました。
有形登録文化財に指定されている蔵は歴史を
感じる佇まい。蔵の前に立つ朝市は400年以上
の歴史を持ちます。
白山山系を源とし、日本名水百選にも選ばれる
豊富な水を仕込み水に用い、「手造りに徹して
目の届く量を丁寧に醸し、より高品位の酒を
世に送り出す」を理念に掲げ、純米酒に
こだわった酒造りを行っています。
宮坂醸造
長野県諏訪市
長野県諏訪の諏訪大社上社のご宝物
「真澄の鏡」から命名された長野を代表する
銘酒「眞澄」。1946年に蔵で発見された酵母は
協会7号酵母として現在全国各地の酒蔵で
使われている優秀な酵母です。
奇抜な個性を売り物にせず、心を磨き、人を
育み、米を選んで、本物だけを求め続ける…
蔵に残る先人の言葉に倣い、7号酵母発祥の蔵
ならではの原点回帰。7号酵母にこだわり飲む人
の心を震わせる「眞澄らしさ」を追求し、世界中
の食卓を和やかにする夢を追い求めています。
吉川醸造
神奈川県伊勢原市
伊勢原市神戸(ごうど)の地に築蔵して百余年。霊峰大山は麓が晴れた日にも山頂は霧や霞で覆われることが多く、古来より雨降山(あふりやま)と呼ばれ、「雨降」転じた阿夫利(あふり)神社とともに、雨乞い信仰の場として知られています。雨は地中に沁み込み、長い年月をかけて雨降山の地層に濾過され丹沢山系の中でも特に高い硬度の伏流水となり、井戸から汲み上げられ酒を醸します。最新設備に伝統的製法と先進的な技法を取り入れ、原料にこだわった"Only One"の日本酒「雨降」を醸します。
吉田酒造
島根県安来市
かつて名だたる武将達が群雄割拠していた
戦国時代に、山陰及び山陽地方を広く統治して
いた尼子氏の居城『月山富田城』(通称:月山城)
が築かれていた山『月山』からの命名。
仕込み水には松江藩七代藩主・松平不昧が
提唱した不昧流茶道において最高の水と
称される超軟水の柔らかな水を使用しており、
1kmほど離れた場所で湧き出している「お茶の
水井戸」と呼ばれる湧水をパイプで蔵まで
引き込んでいます。
大信州酒造
長野県松本市
「愛感謝」大信州の蔵に入るといたるところに
この言葉が掲げられています。現在の大信州の
礎を築いた名杜氏下原多津栄氏の言葉です。
人に限らず道具や米、水、そして見えないモノに
まで愛情と感謝を持って酒造りに臨む姿勢を
表現し、その姿勢を現在の蔵人たちも共有し
酒造りに励んでいます。
鮮烈な北アルプスの雪解け水と長年勉強会を
重ねてきた契約農家が育んだ長野県生まれの
酒造好適米を原料に徹底的なまでに丁寧に
自然の力を生かした酒造りを行い正真正銘の
天恵の美酒を醸しあげます。
福井弥平商店
滋賀県高島市
壬申の乱で大海人皇子が勝利し、勝ちどきを
上げたことに由来するといわれる勝野の地で
寛永年間に創業。「萩乃露」の名は創業当時の
藩主から勝野が浜に群生する萩にちなんで
命名。同年代の蔵元と能登杜氏がタッグを
組み、勝野の情景が思い浮かぶような酒を
目指し、地元の棚田保全への取り組みや
挑戦的な酒造りで「より旨い」を目指して醸し
続けています。
葛城酒造
奈良県御所市
神話の故郷といわれる御所市にて明治期に
酒造りを始める。酒造好適米「備前雄町」を
用いた「旨口の喉ごしの良い、旨み有る酒」を
金剛・葛城山系の清らかで豊富な地下水で
醸します。また奈良県神社庁の新誉祭用の
濁酒を約500年前の醸造法を頑なに守り、
醸し続けています。
「家族や友人、自然などに常に感謝し、
楽しい宴に興じ、心の門を開けられる」お酒が
「百楽門」です。
松本酒造
京都府伏見区
1791年創業。究極の食中酒を目指し、伏見の
地で伝統を守り、新しい感性で新境地を創造
した酒造りを実践します。レンガ煙突を持った
仕込み蔵はドラマのロケにも使われる風情ある
佇まい。春には高瀬川沿いに咲く菜の花が見事
なコントラストを見せます。初代松本治兵衛が
京都に創業した際の屋号であった「澤屋」と、
名字である「松本」を合わせた銘柄名です。
「原料に勝る技術なし」の言葉通り、産地を
見極め、酒米の個性を発揮した酒を生み
出します。
土井酒造場
静岡県掛川市
土井酒造場は、代々名主(庄屋)を務めてきた家柄。静岡県の歴史的建築物としても紹介されている蔵の内部は、最新の酒造設備が整えられ、能登四天王と呼ばれた先代杜氏波瀬正吉氏の技術を伝承した蔵人が醸す酒は最高峰の酒米・兵庫県特A地区産山田錦を中心に醸され、きれいな飲み口のまさに美酒。吟醸酒王国静岡を代表する蔵。
朝日酒造
新潟県長岡市
雪深い豊穣の土地に根付き、清冽な水に
育まれた酒米作りから始まり、蛍飛び交う自然を
大切にした環境保全への取り組み。朝日酒造が
歩んできた道のりはまさに酒造りの正道と言え
ます。
「真味はただこれ淡なり」・・・中国の書「菜根譚」
にある本物の味はむしろあっさりした中にあること
を説いている。
これこそが朝日酒造の酒造りに綿々と流れる
酒造りの原点と言えます。最新鋭の醸造機器と
技術を導入しつつも伝統の技を継承していく
酒造り。技術革新と伝統技術の融合が久保田
の品質を支えています。
丸本酒造
岡山県鴨方町
酒造りは土づくりから。有機JAS認証を受けた
米から酒までを一貫して造る数少ない
ドメーヌ蔵です。三黄の稲づくりを実践した
「山田錦」から造られるお酒はお米の力を余す
ことなく引き出した充実の味わい。田んぼに
囲まれた立派な造りの蔵は国の「登録有形
文化財」にも指定されています。
吉田酒造
福井県永平寺町
「永平寺テロワール」豊かな自然に囲まれた
蔵の周りに広がる田んぼで収穫された米を
原料に、その米を育てた同じ水系の水で酒を
仕込む。曹洞宗の大本山永平寺の門前町で
文化三年(1806年)から蔵を構えます。
町の中央を流れる九頭竜川から立ちのぼる
川霧がまるで白い龍が天に昇るように見えた
ことから白龍と命名されました。
6代目が始めた米作りから酒造りまでの一貫造り
の地酒「白龍」を杜氏を務める次女の吉田真子
さん、営業や田圃を担当する長女の祥子さんと
旦那様の大貴さんが引き継ぎ、九頭竜川の
清流に育まれた豊かな大地と厳しくも大地を
守る気候、この地ならではの風土から生まれる
本当の地酒を醸します。
鍋店
千葉県成田市
成田山新勝寺の門前で元禄2年の創業より
330年以上続く歴史ある酒蔵。新勝寺の御神酒
としても使われており、平成16年に発売された
「不動」の酒名も成田山の不動明王にちなんで
名付けられました。より良い水を求め、昭和17年
より利根川に近い香取郡神崎町に蔵を移し
酒造りを続けています。
日本酒が持つ豊かな味わいを大切にした
「人の心に響く酒」を醸します。
三千盛
岐阜県多治見市
明治期には全国盃生産の大部分を占めていた
という陶器の街岐阜県多治見で江戸時代中期
から「まる尾」の商標で「から口」の酒を製造。
戦後の甘口全盛の中でもかたくなに「からくち」
の酒を造り続けてきました。徹底して米を磨き
上げ、旨味とキレ味の高次元での両立を追求。
「水みたいに抵抗なくいくらでも飲めて、しかも
日本酒独特の旨さがあり、酔いざめのいい酒。」
水口の酒といえる味わいが進化を続けます。